a Voice of Cavity 2014
- 2014/06/25
- 13:57
谷口新さんの個展“a Voice of Cavity 2014”、始まっております。
展覧会タイトルにある cavity は、辞書には
空洞、うろ、くぼみ、へこみ、などとあります。
整列して置かれた箱の上のモニターには映像が映し出され、
作家による、記憶に関する文章を読み上げる音声が流れています。
この箱は、文書の保存のために使用されるものです。

床に並ぶ箱を見たとき、
たとえば企業などで、過去になった案件や資料が文書として整理され、箱に詰められて倉庫へと入る。
取り置かれる膨大な量のそれらから、たった一つの事柄が、
ふたたび必要性を思い起されて、利用される時は来るのだろうか。
そのいつ来るかも分からないいつかのために、箱は増え続けるのだろう、
と、ふと想いました。
私はそう感じ、けれど作品から感じるものは、万人によって変わる。
インスタレーション作品は、体感することでより多くの情報を作品から受け取ることができます。
空間の中に立ったとき、どのようなことをイメージするでしょうか。
ぜひ実際にご覧になり、感じ取ってみてください。
皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。

a Voice of Cavity 2014 Shin Taniguchi/谷口 新
6月23日(月)~7月5日(土)
12:00~19:00
(日曜休廊、最終日は17:00まで)
展覧会タイトルにある cavity は、辞書には
空洞、うろ、くぼみ、へこみ、などとあります。
整列して置かれた箱の上のモニターには映像が映し出され、
作家による、記憶に関する文章を読み上げる音声が流れています。
この箱は、文書の保存のために使用されるものです。


床に並ぶ箱を見たとき、
たとえば企業などで、過去になった案件や資料が文書として整理され、箱に詰められて倉庫へと入る。
取り置かれる膨大な量のそれらから、たった一つの事柄が、
ふたたび必要性を思い起されて、利用される時は来るのだろうか。
そのいつ来るかも分からないいつかのために、箱は増え続けるのだろう、
と、ふと想いました。
私はそう感じ、けれど作品から感じるものは、万人によって変わる。
インスタレーション作品は、体感することでより多くの情報を作品から受け取ることができます。
空間の中に立ったとき、どのようなことをイメージするでしょうか。
ぜひ実際にご覧になり、感じ取ってみてください。
皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。


a Voice of Cavity 2014 Shin Taniguchi/谷口 新
6月23日(月)~7月5日(土)
12:00~19:00
(日曜休廊、最終日は17:00まで)